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炭素繊維強化プラスチック ボディー [車]

先日の「車の軽量化技術展」にて。

メルセデスのSL AMG向け炭素繊維強化プラスチック(CFRP)のトランクリッド。
Car01.jpg

東レでは、ハイサイクルRTM(レジントランスファーモールディング)成形技術を確立して、高速に硬化するエポキシ樹脂の開発などにより、成形時間を従来の160分から約5分にまで短縮可能としたとのこと。

確かにスチールやアルミをプレスで作製する場合に比べ時間が掛かるが、すごい時間短縮の進化により、低コスト化で一般車にも将来的には可能性が出てくるか?

聞いてみると、このトランク裏の開口窓、穴は全て後加工とのこと。

これはちょっとコストアップ。

表側はカーボンの上に塗装して、見た目にはCFRPかアルミかスチールかは判らないというか、炭素繊維のきれいな模様が隠れてしまってもったいないと思うのは自分だけか?
Car03.jpg

こちらはフェンダーに利用したもの。
Car02.jpg

結構きれい。

最近流行りの鋭角で深いキャラクターライン、どれくらい小さなRまでいけるのだろうか?

身の回りで最も近しいものは、ウインドのマスト。
これはSimmerのSC-10のカーボン100%のもの。
Car04.jpg

この細かいカーボン繊維を斜めに織り込んである表面の模様が好きだ。

しかし、このマスト、真夏の三浦でパンピングして、海上でボキッと折れたやつ。

それからは、性能を追わずに、身の丈を合わせてセカンドレースセイルに、SC-8のカーボン80%を選択。
性能的には十分、逆に安心感もある。

ゴルフのシャフト、テニスのラケット、ウインドのマストと、スポーツ用品から、車、そして最近良くも悪くも話題のボーイング787の主翼、胴体と、少しずつCFRPが身近になった気がする。

そして、何よりもこの技術を日本が世界をリードしているところが、電機業界からすると羨ましい限りである。
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コメント 2

プレス技術者

 炭素繊維が普及しないのは工具鋼製の金型で加工できないためだろう。コストもリーズナブルで大きなものが普及していかないと、マニアックな世界のままで終わってしまうだろう。ハイテンがなぜ普及したのかを調べてみることだ。つまりはいつの時代も工具鋼が素材普及のキャスティングボートを握っているということだ。

by プレス技術者 (2013-08-13 07:50) 

Jet lag

プレス技術者さん。
コメント有難うございます。
ハイテンを調べたところ、「1.2ギガパスカル級を採用するのは日産が世界で初めてで、インフィニティQ50では、センターピラーなどの車体上部に使うことで従来車より11キロの軽量化を実現した。」という記事を見て、その軽量化の数字に驚きました。
まさに「スチールを極める」ですね。
by Jet lag (2013-08-13 18:29) 

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